ume【junko's pottery works】2007年11/30-12/11

野菜達のその後、はこんなふうに美味しそうになりました。楽しくて、ひょうきんで、しかしこどもっぽくありません。食卓での話が知らず知らずのうちに盛り上がってしまいそうな、なかなかの脇役ができたと思いました。主役級の器を作る人がこんな味わいのある脇役=食器に徹したものを作り出すなんて、なんだか素敵だわ〜。

左下の土鍋も昨年よりずっと土の味わいが強くなって、逞しくなりました。美味しいものを作る、入れるよーという気合いのようなものが伝わる。

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食事の時の話題で一番楽しいのは食べ物の話。今回の梅原さんの器は、おいしいものを装うおいしい形。なんだか楽しくなってきます。

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【junko's pottery works】2006年11/3-14

梅原さんが、居並ぶ野菜達に手を染め始めた頃、我が家に持ってきてくださって「おもしろ〜い」と沸いたのが2005年の展覧会の後。今年夏には銀座で開かれた展覧会では、もう野菜が活躍していました。
野菜がモチーフになった皿やポットはヨーロッパではよく見かけるもの。アスパラガスの長いお皿などがあります。おもしろい、と思ったのはそれを梅原さんがやる、というところだった。
梅原さんは私が知り合って以来はどちらかというと格調の高い、仏具にも絵巻にも繋がるような「うつくしい」世界を繰り広げている人だったから。
野菜という思いっきり「ケ」のものを「ハレ」がお得意の作家さんがどのように消化していくのだろう?それが私の興味をそそりました。
約1年半、まずまず道のりは中程に差し掛かりそう。野菜そのものの写実だけでなく、その中にあるもの(ビタミン?)まで描写され始めたみたいです。
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ume上はタマネギ。左はじゃがいもです。芽の部分、ぽっこりと付いたおまけの芋ありますね、時々。こんなスープカップにじゃがいものポタージュ、絶対笑える。
散らしたみじん切りのパセリのグリーンが効きそうです。タマネギも、その独特の青みや甘みを内包しているかのようです。陶の肌もタマネギでしょ?

(梅原さんはおいしいもの好き。お料理も上手です。)

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works来年1月末から2月初旬のワークショップに、2時間程度でできる陶芸のワークショップを梅原さんにやっていただくことになりました。詳細はこちら。この機会に「土」に触れるのもいいですね。実は私自身にも近くて遠い「陶土」。参加するつもりです。

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【Junko's pottery work】2005年4/22-5/3

今年の梅原さんの作品は幾つかの顔を見せています。とても違う。全部梅原さんらしいのです。そこが素敵。まず、素朴な顔の梅原さんが右。

この頃玄米が美味しいらしい。そこでシンプルに玄米を見ていてできたような、ぽっちりした粒がアクセントのコーヒーカップ。私にとっては新しい、気負いのない毎日の梅原さんです。
玄米
絵皿

上のふたつの画像は絵巻物を見るような、梅原さんらしい世界。みんなここから派生して行くような気がします。
花入れ左の花入れは昨年秋の作。もやっとした調和がぐんと力強くなった。
そして下の水指し。手のひらにおさまる小ささなのに、強いです。昨年彼女の器をエルフの食器に使いたい、と書いたのですが、エルフも時を経て手練になったかも知れません。金彩が効いています。


水指し
朱黒皿黒
花入れそして上左の雅びやかな顔、これは絵巻物の関連ですね。ちょっとインドアだけれども。
上右、夜ぼうっと光る感じの黒と金の器。見ていて自分で国籍がわからなくなった。

私は批評したりする気は全然ないのだけれど、短い期間にこんなに多彩な顔を見せられるとうれしくもあり、混乱もあり。
たくさんの枝が今まさに芽を出している、という事かも知れないなぁ、なんて感じ入ってしまう。
器としては、どれも手強い。徹頭徹尾ハレのもの。緊張感というか、気合いがあります。料理を選ぶけれど、それも唸る楽しみがありそうです。
梅原淳子作陶展【junko umehara exhibition】 2004年4/16-27

梅原さんの陶芸作品はひとつ、ふたつとか1個、2個という数え方でなく、一匹、ニ匹とかひとりふたりと数えたくなる、と言った陶芸のお仲間がいるそうです。それ、納得してしまう。不思議と有機的。生き物のような感じ。
どの作品も、どこかで見たぞ、という既視感みたいなものがある。そのおぼろな記憶を辿っていくと、食べ物だったり森や海で出会うものだったりする。だからやはり生き物なのでしょうね。


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画像の色が悪くて申し訳ない一点。たおやかな樹木のような花入れです。
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この、生き物を思わせる器は、森の妖精や仙人の食事に最もふさわしい気がする。で、そんな優れてうつくしい人々の仲間になったような気持ち、で使わせてもらう。いのちを丸ごと包括している全粒のものを盛りたいなぁ。