haruu平林はるう 織展「草の色」
2008/11/14-25


今年で4回目になるはるうさんの展覧会。
これは初登場の「モッタイナイ・マフラー」。
「織りのいろいろな工程の中で、使い道のない短い糸が沢山でます。どの糸片も、もったいなくて処分することが出来ずに何年か過ぎました。そろそろこの糸たちに次の命をと思い、結んでマフラーを織ってみました。」と、優しいはるうさんらしいメッセージがありました。
コサージュもあります。


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今年はいつもよりやさしい色が多い気がします。

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haruu糸車。足で踏んでくるくる回転させながら、手は羊毛をほぐす?というか、ひっぱります。少しやらせてもらったけど、この同時に違うことをやる感じが難しい。
さすがにはるうさんは上手です。リズミカルにペダルを踏む感じが楽しく、慣れてきたらはまりそうです。機械自体がかわいいし、モコモコしたものが一本の糸になっていく様子は、とても良い。羊毛や綿ってすごいなあと思います。アナログで暖かいです。


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平林はるう「草の色」2007/11/1-13

桑の枝や葉で明るく染まった黄色が目立つ、今年のはるうさんの布達。
はるうさんの展覧会があると、「あー冬になるな。」と思う。ぬくぬくと暖かいはるうさんのマフラーを今年は買いたいと思います。
はるうさんの染めと織りのマフラーは、なんでひときわ暖かい感じがするのだろう?と毎年思っていたら、「うれしく織ってるのよ。」とおっしゃる。なるほどね。織っているとうれしくなってくるんだそうです。
うれしく織られた布達は、ほんとに不思議なことながら、実際の厚みよりふんわりと厚く、実際の幅よりたっぷりと豊かに幅広く感じる。だからいいのね。

下の茶色は、羊そのものの色。こんな毛を着て、羊もなかなかお洒落です。その色を生かして紡いだものもシックで素敵。その全くナチュラルな糸と蘇おうで染めたかわいいピンクの糸を合わせて織ったストールも素敵です。


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haruu平林はるう 「草の色」2006/12/15-27

深くなっていく様子が見えるような平林はるうさん。色を度外視してテクスチャーを目指した左の作品が圧巻です。これは「織」と「染め」の両方を続けて来た平林さんの多分ベース。色の前の色。ギャラリーの高さと光と壁面を生かしてくれて、うれしい作品と展示です。

縦糸を通したとき、なんてきれいだろう、織るのが惜しいと思うのよと。色というものは、単独で見たときが一番鮮やかで、横糸を重ねて行くことで落着いてしまうらしいです。
織るのが惜しいと思うのは、ご自分で色を染めるからでしょうね。染めをする人達の会話の傍らにいると、染めた残液さえ、もしくは残液の方がよりうつくしくて捨てられないと耳に聞こえてきます。
きれいで惜しい、と思われ、織られてきれいで手元から無くなってしまうのも惜しまれる色と糸達。ずいぶん冥利に尽きるではないか、と私は横から思います。
やさしい色と手触りが持ち味なのかな。マフラーを買うなら彼女のものを、
と思った昨年の気持ちに間違いのなさを再確認した今年の色達です。
安定感とも言っていいのかも知れません。それは人柄の滲むようなやさしい、明るい
包容力をマフラーに感じるから。首を覆うものだからね。寒さを避けるものだからね。やさしいものでないといけません。

今年は藍が育ちにくかった。そのせいか気持ちのせいか、茜ばかり染めてしまってと。そうね。雨が多かったから。
太さ、長さ、混じり方といろんなバリエーションがあるので一番ぴたりと来る一本の
マフラーを見つけるのも楽しい。

そしてバッグの作り手を得て、用途が増えました。これから遊び心が羽ばたいて行き
そうな予感のする今年の展覧会です。


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「草のいろ」 2005/10/14-25

平林はるうさんの初めての個展。とは言え、数十年前に作品発表をしていて毎日の暮らしの中で制作も続けて来たキャリアの持ち主です。
派手ではないのだけれど、じんわりと暖かみが伝わってくるような質感と色。
藍の生葉染めの色がお好きだと言うのも、見せてもらって「ほんとだ!」と共感できるような色。新鮮で、でも尖っていない優しいみずみずしい色合いです。「いい色に染まった時、ほんとに幸せ。」とおっしゃる平林さん、そのもののような誠実な作品達。冬の素敵な準備にぜひお越し下さい。(midori)
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一番上と左のブルーが藍の生葉で染めたもの。なじみのいい優しい色合いです。下は藍の生葉、すおう、よもぎで染めたもの。自然の色はそれぞれが調和するようです。

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